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中国語検定4級に合格した [中国語]

今になってしまったが、2014年11月の試験で4級に合格した。8月から中国語教室に通い(週1回、100分)、4ヶ月くらいで合格できた。それまでは中国語の勉強はしたことがなかった。リスニングが60点ぎりぎり、筆記が80点台であった。

4級なら、試験のこつがあって、基礎ができていれば過去問と市販の練習問題の積み上げでどうにかなるレベルだと感じた。自分の場合は中国語教室で先生に見てもらっていたので、「基礎が出来ていれば」の前提は先生のおかげだと思っている。初めての試験で合格できたのはうれしかった。

練習量としては、過去問3年分と「合格奪取! 中国語検定4級 トレーニングブック」を行った。各1回ずつ行い、間違えたところを再練習した。ギリギリの点数だったし、問題集はもう1回行ったほうが良かったと思った。

次は2015年に3級を受ける予定だ。


CD2枚付 合格奪取! 中国語検定4級 トレーニングブック


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2015年の目標 [仕事の雑感]

今年の目標は、まずは無事に過ごすことだ。

その上で、ITSSのLevel4を取得することと、フルマラソンの完走、そして中国語検定2級の取得だ。

ITSSのLevel4は情報処理技術者試験のプロジェクトマネージャ(PM)を受ける予定だ。これまで2連敗、もうそろそろいい頃合とみている。2014年の秋にITストラテジストに合格したので、最低限の論文の書き方は分かったつもりでいる。慢心を抑えていけば無理なことではないと考えている。

最近は全然走っていないが、今年中に42.195kmを走れるようになりたい。健康でいさえすれば、むずかしくはない。走る時間は会社帰りとか、土日休みとか、時間は結構ある。

最後に中国語。仕事で中国の方と一緒になることが多くなった。仕事場では日本語で話しているので、実質は趣味のようなものである。今は中国語の勉強が楽しい。まだ4級にうかったばっかりなので、2015年は3月に3級、7月に2級、でいけたら最高だ。

1月~4月はPM、4月~7月は中国語、7月~11月はマラソンを重点にしていく。


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最高の1年にすることができる

今は、2015年という新しい年を迎えられて、そのことが嬉しいです。まだ、可能性がありますから。自分が生きてきた中で最高の1年にすることができる、その可能性がある1年が始まるのです。

基本的に、過去にはこだわらないことにしています。今とこれからが大事だと思っています。

年が明けて2015年になります。2014年は失敗も、成功も、やはり1年間という時間はいろいろありました。まぁ、でも、いいこともあった、それで十分だと思っています。

資格試験は、基本的なところでは簿記3級、中国語検定4級、OSS-DB Silverを取得しました。ちょっと頑張ったところでは、情報処理のITストラテジスト、OracleのPL/SQL Gold、Silverといったところです。再チャレンジするのは、情報処理のプロジェクトマネージャとOSS-DB Goldです。

仕事なんかは、多分、自分よりうまくやる連中はゴマンといるし、自分より下手をこく連中もゴマンといると思います。2014年は失敗もしたし、うまくいくこともあった。悲しいことや悔しいことも、嬉しかったことや誇らしげに思えることもあった。多くの仕事をする人が感じているような日常の喜怒哀楽は、自分も感じることがありました。ごくごく普通の、だからそれは幸せなことなんですが、仕事生活を送ってきました。

私生活はほとんど見るべきものは無かったと思います。誰かに認めてもらいたい思いと頑張るのと、自堕落さが入り混じった生活でした。もっと頑張れた、確かにそう思います。ただ、仮に時間を巻き戻してやり直したい時点に立ったとしても、結局は今と同じ結果になっていた、そう思うのです。やはり自分は自分でしかないとの思いからです。

あと1年後、自分はどうなっているか分かりません。ただ、今の自分よりはよくなっている、その確信だけはあります。
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簿記3級を受けた [簿記]

簿記3級を受けてきた。

直前(当日朝)の勉強まで、第3問の試算表の合計欄がなかなか合わないことが多かった。第3問対策が一番の悩みだった。しかも配点30点程度の高配点の問題。

原因として、まず仕訳ミスがあって得点が伸びないことがあった。仕訳のパターン(例えば小切手は振り出したときと受け取ったときで勘定が異なるとか)を問題を通して覚えるようにした。

次の原因としてはケアレスミスがどうしても減らなかった。字を小さく書いて読み違いがあったり、急ごうとして問題文を読み飛ばして仕訳をすっ飛ばしたりした。電卓に入力するときに0を押し忘れて桁が合わなかったりした。勘定をメモするときに「支手」と書いて「支払手形」と「支払手数料」を混同していたり、そんなミスが多かった。

ただ、本番直前まで来たときには、「今ミスが見つかってよかった。本番でミスをしなくてすむ」と思うようにした。練習でいくら間違えても、本番でうまくいけばOK、そう思うようにした。

簿記3級はそこで問われる知識なり理論なりはそれほど多くはないが、とにかく時間内で正確に答えるためには圧倒的な演習量をこなさなければならない。自分は問題演習量が足りなくてなかなか得点が伸びないのを感じていた。

今回(137回)は第3問の仕訳のボリュームが少なかったため、丁寧に解くことを心掛けた。

結果は後10日ほどで発表される。

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PL/SQL Silver受験 [仕事の雑感]

OracleのPL/SQL Silverを受験した。研修なしでOracle Master Goldになれるのはこのパスしかないようで、その一歩として受験した。

結果は合格。黒本を中心に行った。大体、黒本の模擬試験問題に近い難易度だった。

以下は間違えたところ。

•ストアド・ファンクションとは何かを定義します。
プロシージャを作成します。
•変更表の原因について説明します。
•実行者権限と定義者権限を比較します。
•INSTEAD OF トリガーを作成します。
•LOB データ型を作成し、メンテナンスします。
•SQL 文でパッケージ・ファンクションを使用する上での制限について説明します。

覚えてしまえば解ける問題が多く、短期間(実務経験がほとんどなくて1ヶ月くらい。1日に平日30分、休日1時間)で狙える資格だと思う。


オラクルマスター教科書 Silver Oracle9iPL/SQL「PL/SQLプログラミング」編(試験科目:1ZO‐147J/PL/SQLプログラミング)


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簿記、再び [簿記]

簿記の申し込みをした。
まずは3級から。今年の6月に受ける予定だ。

「アート」を為すのは長くかかるが、「ライフ」は思ったより短い。
昔の人はそんなことを言っていたらしい。


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PM試験を受けた [仕事の雑感]

PM(プロジェクトマネージャ)試験を受験した。
午前2は次の通り。自己採点で80点くらい。
1.ア(○)
2.ア(○)
3.エ(○)
4.ウ(×:イ)
5.エ(○)
6.ウ(○)
7.ア(○)
8.イ(○)
9.エ(○)
10.ウ(○)
11.イ(×:ウ)
12.ア(○)
13.ウ(○)
14.エ(○)
15.イ(○)
16.ア(○)
17.エ(○)
18.ア(×:イ)
19.イ(○)
20.ウ(○)
21.エ(×:ウ)
22.ウ(○)
23.エ(×:ア)
24.イ(○)
25.イ(○)

間違った問題
4.組織のプロセス資産を「プロセスと手順」と「企業の知識ベース」に分類したとき、「企業の知識ベース」に含まれるのは?
→各プロジェクトで作成されたパフォーマンス測定のベースラインや品質のベースラインなどのプロジェクトファイル


11.題意の捉え違え。週に40時間働く社員が、440人時の作業を行う場合、1人で行った場合と10人で行った場合とのコストは約何倍か?コミュニケーションにより、2人1組の総当りで組み合わせごとに、週に4人時余計にかかる。
→1人で行った場合、週間40人時をそのまま開発稼動に充てられる。
 10人から2人を選ぶ組み合わせは10C2=45通りあり、それぞれに4人時かかるので、45×4=180人時が余計にかかる。10人全員の稼動は週間で40×10=400人時である。ここから、コミュニケーションのための稼動を引くと、400ー180=220となる。この220人時のみが開発稼動にあたる。1人あたりは220÷10=22人時である。1人で行った場合との比較は、40÷22≒1.8である。

18.開発モデル。「段階的モデル」と「進化的モデル」の違い。
→「段階的」は、最初にコア部分を開発し、順次機能を追加していく。「進化的」は、要求に不明確な部分があるので、開発を繰り返しながら徐々に要求を洗練していく。

21.「ランニングロイヤリティ」
特許発明の実施の実績に応じて額が決まる使用料

23.コンティンジェンシープランにおける留意点
→全てのシステムを対象とするのではなく、システムの復旧の重要性と緊急性を勘案して対象を決定する。

午後は良い結果であった、と思い込んでいます。


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ニーベルンゲンの指環 ジークフリート [ドイツ文学]

The Ring of the Niblung; Siegfried

第2夜は男性的な物語です。前夜のワルキューレが女性的な印象だったので、この性的な対比が面白く思えます。

第一歌 森の中の洞窟
ヴェルズング族にヴェルゼがいた。ヴェルゼの子がジークムント、ジークリンデの兄妹であった。兄妹は生き別れの後に再会し、夫妻となった。その間の子がジークフリートであった。小人のミーメに育てられていて、いまや立派な英雄然としていた。ミーメが剣を作ってはジークフリートが折ってしまうを繰り返し、ミーメはごちていた。
ジークフリートは自分の父母を知らずにいた。育ての親ミーメにたずね、ノートゥングを託したジークリンデが母親であることを、そして母が出産の際に亡くなってしまったことを知る。
ミーメにノートゥングを作り直すように言って出かけるジークフリート。その間にさすらい人に扮したヴォータンがミーメを訪れる。二人の問答の中、ミーメがジークフリートを育てているのは指環を守る竜・ハーフナーを倒させるためであること、「怖れのなんたるかを知らぬ者」がノートゥングを作り直せることが語られる。
ヴォータンが去った後、ジークフリートが戻ってくる。ジークフリートがノートゥングを作り直し、ミーメはジークフリートを殺すための毒を作る。

ジークフリートは奔放な野生児として育てられました。ミーメのずるさ、たくらみが語られる場面です。

第二歌 森の奥
アルベリッヒはファーフナーが眠る森・ナイトヘーレにいた。そこへさすらい人・ヴォータンがやってくる。ヴォータンはアルベリッヒとその弟ミーメが争うこと、ハーフナーは若い英雄によって斃されるであろうことを語り、去る。
ジークフリートとミーメがやってくる。怖れを知るためにジークフリートはやってきた。ミーメは宝を奪うためにやってきた。
ジークフリートはハーフナーの心臓にノートゥングを突き刺し斃した。いまだに怖れを知ることはなかった。竜の血をなめると小鳥たちの声がわかるようになった。小鳥の導きにより、指環を隠れ兜を手にする。
小鳥の声により、ジークフリートはミーメのたくらみを知ることとなる。ミーメを切り殺し、ハーフナーが守っていた黄金にその骸(むくろ)を投げ入れ、ハーフナーの死体でもって蓋をした。
孤独になったジークフリートは友を欲しがった。小鳥からブリュンヒルデを花嫁にするように言われる。小鳥に案内されて駆け出す。

だまし合いと血なまぐさい場面が続きます。
第三歌
ジークフリートはブリュンヒルデが眠る岩山にまで到達した。ヴォータンがその前に立ちふさがる。ジークフリートはノートゥングでヴォータンの槍を折り、勝利する。
眠るブリュンヒルデを接吻で目覚めさせるジークフリート。ブリュンヒルデは兜も鎧の胸当ても外されたことで、もうかつての自分ではないと嘆く。しかしジークフリートが情熱の乙女にも怖れを感じないことを知って、ジークフリートの愛を受け入れる。
英雄が美しい女人の兜を破くシーンでは、トロイア戦記でアキレスアマゾンの女王・ペンテシレイアの関係を思い出します。アキレウスは敵として斃した相手が女人とは知らず、兜を外してその美しさに斃したことを後悔します。
ブリュンヒルデが眠るなか、ジークフリートは兜と胸当てを外します。そしてブリュンヒルデは髪をとかれた女人として描かれます。これまでの戦士的なイメージのブリュンヒルデから、性的なイメージが強くなります。
女人の様変わりでは、フーケーのウンディーネやシェークスピアのジュリエットを思い出します。


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ティル・オイレンシュピーゲルのゆかいないたずら [ドイツ文学]

図書館で借りた"New Year's Eve Concert 1992(Berliner Philharmoniker, Claudio Abbado)"に"Till Eulenspiegels Lustige Streiche"(ティル・オイレンシュピーゲルのゆかいないたずら)がありました。題のとおり愉快で明るいな曲です。で、息抜きにその元になった物語を絵本で読んでみました。

11のエピソードが収録されています。両開きにすると、左側に文章、右側に絵が描かれている構成になっています。読むだけならさすがにすぐに読んでしまいます。

絵はLisberth Zwerger(リスベート・ツヴェルガー)、オーストリア出身の絵本画家だそうです。絵から受けた印象では、「ゆかいな」なかに「ずるかしこい」ティルの様子が描かれています。こういう絵本の挿絵も、よくよく見ると色々な発見があるのが面白いところで、よくできた作品というのはどこかに謎探しのおもしろさを提供してくれているものだと思います。

たとえば、この絵本の絵は全て額縁のように正方形の枠取りがしてあります。そして全ての絵でことなる枠を使用しています。絵のイメージといえばそれまでですが、寓意的な意味があるのではと思って探ってみるのが面白いのです。

今回は絵本で少数の話でしたが、岩波文庫からも出版されているようなので機会があれば読んでみたいと思います。訳は本書も岩波文庫も阿部謹也ですが、岩波はどのような訳になるのかみてみたいのもあります。


ティル・オイレンシュピーゲルのゆかいないたずら


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ニーベルンゲンの指環 ワルキューレ [ドイツ文学]

The Ring of the Niblung; The Valkyrie

今年最初に読んだ本は、ニーベルンゲンの指輪の第一夜、ワルキューレでした。年末からの続きです。

題にもなっているワルキューレの一人、ブリュンヒルデの表紙絵をはじめ、挿絵には美しい女性が多く登場します。

・第一歌 フンディングの家の中
 盗賊フンディングの家に逃げてきたジークムント。ジークムントは身内から無理やりな結婚を迫られた娘を助けるため、その身内と戦っていた。その最中に武器を失い、結果その娘も殺されてしまった。逃げてきた家の主こそ、その身内の一族であった。一夜が明けたときには決闘が行われることとなった。
 フンディングの妻・ジークリンデは無理やり連れ去られ恥辱の結婚生活を強いられていた。フンディングの寝酒に眠り薬を仕込んで、ジークムントに語りかける。かつての悲しい結婚式の中、ある老人が剣をとねりこの木の幹に突き立て、引き抜いたものに与えるといったことを。そしてジークムントこそがジークリンデを助ける英雄であると恋心とともに打ち明ける。
 ジークムントはこれにこたえ、語り合ううちに二人は生き別れになった双子の兄妹であることがわかる。ジークムントは花嫁であり妹であるジークリンデに引き抜いた剣・ノートゥングを捧げる。

 ジークムント・ジークリンデ兄妹の近親相姦があります。ジークリンデは薄幸の佳人として挿絵に描かれます。ラファエル前派のロセッティに似た雰囲気を感じました(ロセッティが活躍したのが19世紀中頃、ラッカムが挿絵を描いたのは1910年頃なのであまり関係ないか?)。ジークムントの台詞がちょっと大仰で硬いです。オペラの舞台であれば気にならないか、一度観劇してみたいです。

・第二歌 荒涼たる岩山
 ヴォータンとフリッカ夫婦喧嘩が始まる。ヴォータンとしては、自分と人間の女性の間の子である(したがって不倫相手の子である)ジークムントを勝たせようとブリュンヒルデをおもむかせるところであった。フリッカとしては、結婚の神としての立場、妻としての立場をないがしろにされたこととを責める。結局フリッカの言い分が勝ち、ヴォータンはジークムントが決闘で死ぬことを約束させられる。
 フリッカが去った後、ヴォータンは娘ブリュンヒルデに語りかける。知恵の女神エルダから秘密を得る代わり、不義の子をもうけさせる。その子がブリュンヒルデであった。エルダの予言では、指環が地下の国のアルベリッヒの手に渡ってしまった場合、ワルハラは永遠に彼らニーベルング族に支配されてしまう。ヴォータンは来るべき戦いに備え、ワルキューレたちに戦士を集めさせていた。神々にもできないことができるのは、唯一、神々の助けを得ずに自由に生きてきた英雄ただ一人だけである。それがジークムントであった。だがしかし、一本の剣を与えたのはヴォータン自らであった(第一歌の「ある老人」はヴォータンの仮の姿であった)。ここにブリュンヒルデへジークムントを倒すように宣告がなされる。ブリュンヒルデはずっと愛してきたジークムントへの愛に苦悩する。
 フンディングから逃れるジークムント・ジークリンデ。そこにブリュンヒルデが現れる。ジークリンデを眠らせた後、ジークムントに死とワルハラへの運命を語りかける。ジークムントは「愛のないワルハラの快楽のことなど、二度とぼくに聞かせないでくれ!」といって退ける。ジークムントにとってはジークリンデが全てであった。ブリュンヒルデはこれを聞いて運命を変える決心をする。ジークリンデ、そしてその胎の子とともに生きることを、勝利を与えると言って立ち去る。
 黒い霧の中を雷鳴が轟き稲妻が裂くなか、ジークムントとフンディングの闘いが始まる。また神々の戦いも始まった。ブリュンヒルデはジークムントを盾で守り、ヴォータンはノートゥングを槍で突いた。ジークムントは躯をさらすこととなった。ブリュンヒルデはなげくジークリンデを愛馬グラーネに乗せ連れ去る。怒りを爆発させたヴォータンはフンディングを突き殺し、ブリュンヒルデを呪う。

 ブリュンヒルデの心情変化がラッカムの挿絵にも現れています。

 初登場は岩山でヴェルズング(ジークムントの一族)に勝利を与えよとの命に堂々とした女戦士とて勇ましく描かれています。→画像
 次に夫婦喧嘩(ブリュンヒルデにとっては父親と継母)の場に現れた際には多少うつむき加減になって、しかしまだ甲冑姿のまま描かれています。→画像
 ヴォータンを心配するときには冑を脱ぎ、鎧は赤いマントで覆われ戦士としての雰囲気はなくなっています。純粋に娘が父親を心配する表情になっています。→画像
 ジークムントへの愛に、今度は自分自身を嘆く番にあっては、冑と槍が投げ捨てられ、鎧はマントと同じ赤色になっています。恋の悩みがその横顔を翳らせています。→画像
 ジークムントへの、また自身にとっても非常な運命を告げに現れた際には再び冑と槍を身につけ、きっとした目線、峻厳な様です。→画像

 フンディングは純粋な悪役として登場してはあっけなく殺されてしまいます。ヴォータンの身勝手さ(この第二歌だけでも、知恵が欲しい→エルダと不義の子を設ける、夫婦喧嘩で立つ瀬がない→ブリュンヒルデを悩ます、怒りが爆発する→フンディングを殺す)の犠牲者なのでした。ワーグナーがここまで気分屋で身勝手に作り上げた神々の王がどの様な結末を迎えるか、後半も楽しみです。

 ヴォータン、フリッカの夫婦は、ゼウス、ヘラ夫婦にも通じるところがありました。結婚をつかさどる女神の夫は不義をするものであり、その相手(セメレやカリスト)が復讐を受けるものと相場がきまっているのでしょうか。

・第三歌 ブリュンヒルデの岩
 ワルキューレ。ワルハラを守る戦士にするべく、戦場で勇敢な戦士の屍体を集める8人の乙女たち。そこへブリュンヒルトがジークリンデを運んで大急ぎでやってくる。ブリュンヒルデはヴォータンの命に叛いてジークムントを助けようとしたこと、その花嫁で妹であるジークリンデを助けてここまで逃げてきたことを話す。ワルキューレたちが戸惑う中、ジークリンデは目を覚まし、いっそジークムントとともに殺してくれというが、胎にその英雄の子が宿っていると聞いて、どうしても助けて欲しいと懇願する。ブリュンヒルデは砕けたノートゥングをジークリンデに預け、その子を「ジークフリート」勝利と自由の人と名づけるように言って逃がす。ジークリンデは東の方、巨人のファーフナーが竜に姿を変えて指環の番をしているところに逃げた。そこであればヴォータンも近寄ってこないのであった。
 ヴォータンが現れる。8人のワルキューレはどうにか姉のブリュンヒルデをかくまおうとするが、ヴォータンの怒りはおさまらない。ブリュンヒルデが歩み出し、罰が宣告される。それは岩の上に守るものもなく眠り、通りすがりの男のものになるというものであった。あまりにも酷いと8人のワルキューレは訴えるが、ヴォータンの意志は固かった。
 父と娘が理解しあうことはなかった。父ヴォータンは世界を救うために愛を諦め、娘ブリュンヒルデは愛のために父の命令こそ裏切ったが、父そのものを裏切ったのではなかった。ブリュンヒルデはついに岩の上に眠ることになる。ヴェルズングの一族(ジークムントの一族)が、神々の王ヴォータンの槍を恐れぬ英雄のみがブリュンヒルデをものにできるよう、ローゲの炎がその岩を囲んだ。

 少しだけヴォータンの苦悩が語られます。ブリュンヒルデの訴えが感動的な部分で、ぜひ原典との対比をしてみたいです。

 そういえば「北斗の拳」にも、眠りから覚めたときに見た男を愛するという話がありました。どこかで見たり聞いたりした話はいろいろな形で紡がれていくものだと感じました。

 物語がずいぶん進んできました。ここで折り返しです。後の2夜の続きも楽しみです。
 

ワルキューレ―ニーベルンゲンの指環2 (ニーベルンゲンの指環 2)

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